カリフォルニアのThe Church on the Way教会にて現代の喜びを伝える
アメリカの現代礼拝において歴史的な場所となっているThe Church On The Wayはカリフォルニア州のVan Nuysにあり、創立者であるJack Hayford牧師と共に現代のクリスチャンの礼拝へ多大なる貢献に対して人々から敬意を持たれています。 増加の一途をたどる信徒の数と共に教会はVan Nuysの敷地内で2カ所に分かれ、更に新しい教会は北へ25マイル離れた場所に建設されることになったため通信機器の更新を行う必要性に迫られました。次席牧師のMark Henderson氏が語ります。「3つのうち既存の2カ所は教会として設計されています。新しい3つめはシネマとして再建されました。根本的な問題は2カ所の教会の機材が時代遅れな物になっているということでした。従って我々は21世紀の現代の物を導入すると同時にデジタル化へとステップすることにしました。 The Church On The Wayは教会における音響のスペシャリスト、ノースキャロライナにある特にデジタルネットワークと音響改修に定評のあるAudio Ethics社と強力な結びつきを持っています。しかしながらノースキャロライナは東海岸であり西海岸のカリフォルニアから非常に遠い場所になります。「数年前に当社がカリフォルニアで初の大型のプロジェクトを手掛けた後のことでした。」とAudio Ethics社CEOで創立者のDonnie Haulk氏が説明します。「離れた土地にも関わらず、そのお客さんは雑誌か何かの記事で当社のことを知ったということでした。そしてそのお客さんがこちらに強く当社をこの市場では最良であると推薦してくれたのです。」 「私はまず彼らに納入実績を聞きました。」とHenderson氏。「そしてそれらの殆ど全てに問い合わせを入れましたが、中には悪いという評価は一つもありませんでした。」それが聞けて良かったですか?「良かったです。」とHaulk氏が答えます。「Mark氏がそれを教えてくれ非常に喜ばしく思いました。通常このような見込みのあるお客さんを他の納入先に案内して先方の意見を聞いたりする時は、社会的な重圧というか自然と訪れる側の我々が皆さんの前で積極的に何かを言える雰囲気では無くなります。しかしThe Church On The Wayの人々は誰かが仕込んでいた訳ではなく皆から出てきた意見を聴くことができたことは、私やAudio Ethicsのスタッフにとって何にも代えがたいものとなりました。 「そして彼らは即座に劇的な変更を決断し、他の販売会社も含め相談をしました。私は下見させてもらった後に各所にd&b audiot echnikのラウドスピーカーを採用する提案と、West Campusの音響改修を提言しました。さらに他社の提案は3つの場所全てにラインアレイを導入するプランでしたが、2カ所には絶対に適していないというのが私の提案でした。 そしてその具体的な提案内容はどのような内容だったのでしょうか?「各教会共に異なっています。The West Campusという1200人を収容する教会はQi-Seriesのラインアレイですがフィル用にCi80も使用しています。ここでの課題は、ここはヒスパニック系の人々の礼拝所なので、音楽スタイルが異なります。特にパーカッションの音を強調するような音楽が主となるので、低域を強調する必要があるので、システム内にいくつかのd&b B2サブウーファーを組み込んであります。Eastと呼ばれる最も大きな2200人を収容する教会には、 Ci7,Ci90、Ci-SUBにB2サブウーファーを加えた大型の分散型音響システムが入り、クリスマスシーズン前の10月には完成する予定です。」 3カ所目のNorth教会はどのようにしたのですか?「ここも核となるのは、Ci7、Ci-SUBとB2によるポイントソースシステムになります。ここではこれらに分散型音響システムとして小型のE0ラウドスピーカーを使用しています。教会のモニターにはMAX12やM4が用意してあり、全てはd&bのD12とE-PACで駆動され、アンプはd&bリモートネットワーク経由で完全にリモート制御されています。」