喜びのサウンドをつくる。リビング・ホープ教会で新しいd&bサウンドインスタレーションを吟味
「教会の中で行なわれること。サウンドシステムはこれらを助ける唯一のツールだ。歌うこと。祈ること。説教すること。d&b audiotechnik のこの新しいサウンドシステムは、今まで我々が使ってきた他のどのシステムよりも優れている。」テネシー州パイパートンにあるリビング・ホープ教会のデイヴィッド・ルイス牧師他にとって、新しいサウンドシステムを導入すること、これは彼らの奉仕活動を向上させ、情熱的な賛美を可能とする礼拝の空間を創造することを意味した。「このサウンドシステムによって、社会に奉仕し、牧師の職務に集中できる環境が整う。」
リビング・ホーム教会の信徒たちは2006年から集会を開いている。街の中に教会建物がなかったことから、当初は学校のカフェテリアや高校で集会が行なわれていた。そして今年、ついにリビング・ホーム教会は自らの集会の場を創造することができたのだ。数年間にわたって様々な会場で音響経験を積んだ結果、新しい建物ではサウンドという特性を重視しなければならないという理解が高まった。そのような背景から、テネシー州メンフィスにあるElite Multimedia社に礼拝堂プロジェクトと音響デザインについて相談を持ちかけた。
Elite MultimediaのBJ シェーバーは、リビング・ホープ礼拝堂のために、d&bラウンドスピーカーを考慮したスタジアム形式の座席を有する扇型の空間を設計した。同プロジェクトでリードシステムインテグレーターとして活躍するウェイド・ラッセルは、この教会について「高品質が求められた。一貫性が非常に重要視された。サウンドシステムで一貫性が達成されると、誰もがいつでもどこでも完全体験できるようになる。d&b はそのお手伝いをするだけ」と述べている。
予算に従って取り組む中、同教会は礼拝堂用として両側に6個ずつというd&b T10 ラウドスピーカーアレイを採用した。フロントフィルにはd&b 4Sラウドスピーカーが、そしてセンターダウンフィルとしてはE12ラウドスピーカーが設置された。Elite Multimediaはさらに、空間内における低周波を維持するため、E15サブウーファーを提案した。ビルトインプロセッシングを含むd&b D6とD12アンプの組み合わせが礼拝堂システムを完全なものとしている。ラッセルは、システムのリギングから最終サウンドチェックにいたるまで、プロジェクトはスムーズに進行したと述べている。
「このプロジェクトのキーエレメントがサウンドにあるということを早期から理解した。」ルイス氏からも、同教会の技術に詳しい若手メンバーからも、最高のものが要求された。「数点のラウドスピーカーが使用された後、ここ数年間はd&b audiotechnikが好んで使用された。今後、これがどのように進展していくかワクワクした気持ちで見守っている。空間デザインはサウンドシステムに輝きを与える。この空間での礼拝は本当に感動的な体験となるだろう。サウンドが非常に明瞭なことから、音楽と礼拝に集中できるようになる。つまり、教会に来る本来の理由に注目することができるのだ。」