ブランデンブルグ門のd&b
ベルリンの象徴的なシンボルであるブランデンブルグ門付近の舞台上に備えられた 60平方メートルの巨大なビデオスクリーンを含む、4箇所の場所に分かれたスクリーンサイズの合計は、 234平方メートルにも及び、そこには10万人のサッカーファンが集まりこのスクリーンでサッカー観戦をしました。これは、サッカーファンのためのお祭りであるFAN FESTで、FIFA World cupに関連して 6月7日~7月9日まで行われたのドイツで最も長いパーティでした。 約2キロメートルの Strasse des 17. Juni通りを埋め尽くしたサッカーファンの長蛇は、 Victory Column まで続き Fan Mile と呼ばれました。その区域は77,000平方メートルの広さで、サッカーのピッチ約12個分に相当します。もちろん、この地域にとって全てのWorld cupの試合の雰囲気と、それに関連するイベントを楽しむファンのために、高質な音響を供給するサウンドシステムが不可欠な要素でした。毎夜、その日の試合が全て終わると同時に、Fan Mileは直ちにベルリンで最も広大なダンスフロアに変身してしまいました。毎日夜中になると、レーザーショーが次の夜明けを告げてくれました。 デュッセルドルフのプロオーディオのスペシャリストである Tonart 社が、 Fan Mileの音響システムを供給する責任を任されました。そして、彼らはその挑戦を受け入れました。「我々は、各種のラウドスピーカーシステムを使用しました。」と Tonart 社の Daniel Will氏 が述べました。「しかし、ディレイライン用にはd&b audiotechnikのQ1を選択しました。何故ならば、我々はそれがいい仕事をしてくれる事が分かっていたからです。さらに、簡単に吊れてケーブル配線も簡単です。」 Will氏は、Fan Mileをカバーするために必要な多数のQ1を制御するためにd&bのE-PACアンプを使用しました。トップDJのためのサウンドを供給する他に、システムは7月2日のドイツ シンフォニック オーケストラによる特別なクラシック音楽のコンサートにも使用されました。Fan Mile の他に、Reichstag国会ビルから中心街まで延びた Fan Mile Ribbonがあり、その地区にはオリンピックスタジアム(別の関連ストーリーを参照)の1/10の縮小版の Adidas Arena が含まれます。この広場では8,000人のファンがパブリックビューイングで観戦したり、お店でのショッピング、その他に各種の文化的な催物が開催されました。 現在は決勝戦も終わりました。誰もが、世界チャンピオンはどの国のチームになるのか待ち望んでいましたが、イタリアの素晴らしいゴールが決まり終了しました。最後まで見ていたファンもそこを去り、 Fan Mileは威風堂々としたブランデンブルグ門を抱えて本来の姿を取り戻しました。この歴史的記念碑は、 Friedrich Wilhelm II世の命令により平和の象徴として1791年に建築されました。今回のWorld cupは、この場所で起こった多くの歴史的なイベントにもう一つ歴史の1ページを加えることになりました。