d&b's Q-Series ビールを超える。
カナリア諸島で行われているHeineken Jazz Festivalは、年間を通して最も重要なイベントです。毎年6と7月の間に諸島の各所の野外ステージからコンサートホール、そして親しい者同士が親密に語りあえるサロンまでを舞台として行われます。現在までに15回行われており今や熱狂的なジャズファンにとっては無くてはならないイベントなっています。2008年は、The Crusaders、Madeleine PeyrouxやSpyro Gyraなど多数のアーティストを迎えて行われました。 今年は諸島内で最も注目を浴びているサウンドエンジニアとして知られるHilario Benitez氏がGran Canariaの2つの会場に新しいPAシステムを紹介しました。「ここ数年の間、本島にて何度かd&b audiotechnikのQ-Seriesラウドスピーカーを使用したことがありました。」と語ります。「その度に思っていたのが小型で目立たず簡単ながら、非常にきめの細かい音質は、ここでプレイするミュージシャンの激しさとそれを聴きに来る耳の肥えた観客を持つこのイベントに最適なシステムではないかと思っていました。そしてd&bのスペインオフィスのDavid Roselloが2会場のシステムをサポートしてくれました。」 Benìtez氏はPee Wee Ellisが出演し地元の記者達から「素晴らしい低音とスペクタクルなサウンド」と評価された野外ステージのPlaza de Arucasに片側がQ1とQ7で構成されるシンプルなフライングシステムと4台のQ-SUBを配置しました。Las Palmasの大学内にある会場El Paraninfoは少し技が必要でした。Ivan Lins のような変わったバンド配置があるので両サイドのQ1ラウドスピーカースタックを若干ステージ前方に置きました。「これでも非常に広いリスニングエリアが取れました。」とBenìtez氏。「そしてQ7をアウトフィルに使用しました。このQ7によってどこにいても正確なカバレージを得ることができました。フロントフィルに設置したE3によって客席への音像定位を適正に保つことができました。終演後にLinのサウンドエンジニアからブラジルでd&bの機器を借りられる会社を聞かれました。他に勧められるものが他にありますか?」 他の会場も同様に盛況に終わりました。そしてBenìtez氏に早くも来年全ての会場をd&bシステムで行うための提案書の作成が依頼されたということです。「d&bは他の耳では聴き取れないような何かまで聴き取れてしまうのではないでしょうか。」