10Dアンプ
10Dアンプ
常設用4チャネルアンプ
- 最大出力 4Ωに入力して4 x 700 W
- d&bラウドスピーカーの現行モデル全て、A-Series、J-Series、SL-Series、V-Series、M2、B22-SUBを除く
- 5つの自由に割り当て可能なGPIO(汎用入出力)+General Fault
商品番号 Z2760
製品説明
2RU サイズの4チャネル・アンプ10Dは、音圧レベル(SPL)への要求があまり高くないアプリケーションへの常設設備として設計されました。インプットチャネル毎の個別ゲイン制御や汎用入出力(GPIO)、General Fault コネクターを備えた入力管理機能を持ちます。入力およびロードモニタリングのようなシステム・ステータス監視機能によって緊急事態にもしっかりと備えています。10Dはd&b 社最新の4チャネル・アンプと同じ DSP プラットフォームを採用し、小型の d&b 社ラウドスピーカーならびにリニア・モード用のコンフィギュレーションを備えています。A-Series、J-Series、SL-Series、V-Series、M2モニター、B22-SUBからなる大規模会場用のアプリケーションや高い SPL 出力を要するシステムには、常設専用アンプ30Dが必要となります。10Dに搭載されたDSP は、ラウドスピーカー・マネジメント機能やオン/オフできるフィルター機能、ユーザーが定義できるイコライゼーションおよびディレイ機能を有します。これにはチャネル毎に個別に適用できるパラメトリック、アシンメトリック、シェルビング、ノッチの各フィルタリングならびに 10 s(= 3440 m/11286 ft)までの信号遅延を提供する 16 バンド・イコライザーが2個含まれます。10Dには OCA(Open Control Architecture)プロトコルを用いてイーサネットで、または RJ45 コネクターを使ってCAN-Busで d&b のリモートネットワークからアクセスすることができます。10Dはブラウザや d&bのリモートコントロールソフトウェアR1を使ってのアクセスを可能にするウェブインターフェイスが内蔵されています。電源やインプット、データ、ミュートの状態を示す LED インジケーターも備えています。10Dに搭載されたLoadMatch機能は使用されるスピーカーケーブルの特性を電気的に補正します。10Dは100 V/127 V/208 V/240 V、(50-60 Hz)の主電源電圧をサポートし、電源供給が弱かったり不安定な場合でも安定したアウトプットを維持することができるアクティブ PFC(Power Factor Correction)機能を備えた、クラスDアンプを内蔵しています。入力および出力には全て ユーロブロック ソケットを採用しています。
イントロダクション動画
入力ルーティング
10Dと30Dアンプはユーロブロックソケットの接続で4つのアナログインプット、2つのインプットを介した4つのデジタルAES/EBUチャネル、別個のアナログ/デジタルリンクを提供しています。デジタルインプットのペアには個別にサンプルレートコンバーター (SRC) が使用されています。各インプットには個別の入力ゲインがあります。つまり、外部ミクシング機器を使用することなく様々なアウトプットレベルの音源を使用することができることになります。8つ全てのインプットは、同時に使用し、まとめられ、4つのアウトプットのいずれかにルーティングすることができます。
システムステータスモニタリング
d&bアンプには、セットアップ方法に応じてシステムをチェック、監視、制御する特別機能が取り込まれています。システムチェックは接続されたラウドスピーカのインピーダンスを測定し、全システムの状態を検証します。システム内の各ドライバーが点検され、各キャビネットをデフォルトのインピーダンス値と比較します。このキャリブレーションにより、各ラウドスピーカが許容範囲内で作動していることを保証し、また、システムコンポーネントに破損を与える可能性がある場合はそれを検出します。インプットモニタリング機能はこのインプットがアウトプットにルーティングされているか否かを問わずパイロット信号を検出します。ロードモニタリング機能はラウドスピーカーの誤動作を検出します。この機能は個々のドライバのステータスを計算し、問題を検出するために負荷インピーダンスを自動的にチェックします。
GPIOおよびGeneral Fault コンタクト
d&b常設タイプアンプでは汎用入出力(GPIO)用とGeneral Fault コンタクト用に別々のユーロブロックコネクターが使われています。GPIOコネクターはインプットまたはアウトプットとして設定できる追加的なデジタルコントロールラインを供給する5ピン式です。これにより、10Dおよび30Dアンプ内での特定の機能性を制御するために外部機器を使用できるようになります。GPIOは機器の通電、個別/全チャネルのミュート、AmpPreset の変更したり、主電源電圧点検、通電、またはチャネルステータス確認を行えるよう設定することができます。一般的なデバイスエラーを遠隔表示できるように、別個のFault Contactをご利用いただけます。
統合型ウェブインターフェース
D20、D80、10D、30Dアンプでは、個別アンプをスタンダードウェブブラウザで制御できる統合ウェブインターフェースをご利用頂けます。小規模なアプリケーションなら、R1リモートコントロールソフトウェアファイルを作成することなく、これを利用し各機器を直接コントロールすることができます。アンプとコンピューターはイーサネットネットワークを介して接続されていなければなりません。d&bアンプはWifiアクセスポイントを利用し、携帯機器でコントロールすることができます。
プロジェクト詳細計画用設置仕様書
設置仕様書をお求めですか?d&bシステムまたは特定のd&bシリーズの設置仕様書?主な技術仕様はこちらからダウンロード。
CF = 6 dB 、 4 / 8 Ω
CF = 12 dB 、 4 / 8 Ω
4 x 700/350 W
4 x 700/350 W
アナログインプット
デジタルインプット
> 101 dBr
> 103 dBr