ArrayCalc
ArrayCalc
ソフトウェア
- Microsoft WindowsとmacOSに対応するスタンドアローン・アプリケーションとしてご用意しています。
- 可搬の場合、会場でのセットアップ時間と調整時間を大幅に短縮し、設置計画において、正確な初期シミュレーションを実行することができます。
- リスニング平面は Venue タブ内で会場のオーディエンス・エリアを 3D 表現しながら定義できます。
製品説明
d&b ArrayCalcシミュレーションソフトウェアは、d&bラインアレイ、コラム、ポイントソース、そしてサブウーファーのためのシミュレーションツールです。これはサウンドのデザイン、予測、アラインメント、リギング、安全パラメータに関連するすべてのタスクをこなしていくための包括的なツールボックスです。安全上の理由から、d&bラインアレイの設計には必ずd&b ArrayCalcシミュレーションソフトウェアを使用してください。ArrayCalcは、Microsoft WindowsとmacOSの両OSに対応するスタンドアローン・ネイティブアプリとしてご利用いただけます。仮設設置でのセットアップとチューニングの時間を大幅に短縮し、設置計画の段階で正確な初期シミュレーションを行うことができます。どんな会場でも客席エリアの3Dモデルを作成し、リスニングプレーンを会場タブで定義することができます。
すべてのソースの時間差の補正を行うだけでなく、定義可能な基準点からフライングシステムやグランドスタックSUBアレイの位相応答を計算することができます。全てのアクティブな音源の相互作用の結果であるレベル分布を、事前に定義された客席の3Dモデルにマッピングすることができます。ズーム、ローテーションなどの機能を使えるだけではなく、このモデルは画像ファイルとしてエクスポートすることもできます。全ての機器のリモート IDはアンプタブで管理することができます。EASEおよびDXFデータとしてエクスポートすることもできます。
R1リモートコントロールソフトウェアは、ArrayCalcで定義されたデータを使用して、直感的に操作できるユーザーインターフェイスグラフィックを生成します。これにはスピーカー、アンプ、リモートID、グループ、ArrayProcessingデータ、設定情報などのシミュレートされているシステムの詳細が全て取り入れられます。このワークフローを活用すれば、1つのソフトウェアから他のソフトウェアへのデータを手動で伝送する手間を省くことができます。
ArrayCalc Exchange
d&b ArrayCalc ExchangeはCADおよびEASEファイルをArrayCalcで直接使用できるようにArrayCalc会場ファイル形式 (*.dbacv) に変換するSketchUpプラグインです。ArrayCalc ExchangeはシステムデザイナーがArrayCalcで複雑な会場におけるサウンドデザインを簡易化するお手伝いをします。
d&b 会場データベース
精度の高い会場モデルを作成するd&b 会場データベースは、ArrayCalcに直接インポートすることができます。これは、すべての観客エリアを正確にモデリングするだけでなく、リギングの高さやリギング点、主要な構造の特性、会場の写真など便利な追加情報をも提供してくれます。
ArrayProcessing
ArrayCalcにオプションとして提供されている機能ArrayProcessingは、パワフルなフィルターアルゴリズムを使い、ラインアレイコラムの垂直カバレージ角度によって定義される観客エリア全体の音調(音響スペクトル)およびレベル(空間的)パフォーマンスを最適化します。
HeadroomCalc
HeadroomCalcでは、特定の入札または健康・安全関連の設計基準を考慮する必要がある意思決定プロセスをサポートする高度なシステム・パフォーマンス予測を利用できます。
HeadroomCalcは、一般的な定常範囲の代わりにユーザーが提供するオーディオファイルを用いることで、特定の信号応答とDSPリミッター・ベースの非線形処理の影響を精確に把握します。確実に仕様要件を満たしながらd&bシステムを設計できる、シミュレーション結果の新しいリアリズムです。
システムを定義し、最大5つの測定ポイントを確立してから、計算したい特定の入力信号を読み込みます。HeadroomCalcが作成するSPLメトリックは、定義済みの各測定ポイントでポータブルSPLメーターを用いているかのように使用できます。
ArrayCalcビュワーアプリ
d&b ArrayCalcビュワーアプリは、d&b audiotechnikラウドスピーカーシステムのレイアウトとフライング状況に関するすべての重要な情報を提供し、それに関連するすべてのリギング、セットアップ、およびシステム情報をシンプルに手元に表示します。
Windows 10 以降
M1/M2: macOS 11.0以降
ビューポートが1600 x 900未満の場合、スクロールが必要になります。