統合のための第三者ソリューション MediaMatrix。
Peavey社のMediaMatrix は柔軟性に富んだ制御機能が自慢のデジタルオーディオ伝送処理システムです。オーディオシステム統合責任者は、強力なデジタルプロセッサー、ソフトウェア、ユーザーコントロールツールを活用し、コンピューターによる信号伝送とネットワーク制御を包括的に柔軟に設計することができます。また、タッチスクリーンやiOSデバイス上に表示されるユーザーインターフェースで誰でも簡単に操作することができます。このシステムは壁パネルやGPIOを使って制御することもできます。
MediaMatrix DSPネットワーク用のd&bプラグインモジュールは、MediaMatrix制御ネットワークドメイン内に、常設用d&b 10Dと30Dアンプ、ならびにD20とD80アンプを完全に統合することができます。
全システムは、NWareソフトウェアを使用して設計、管理され、ネットワーク内のNIONまたはnControl処理デバイスに配備されます。すべてのシステムパラメータは、NWareを介して調整することができます。NWareは、MediaMatrixコントロールデバイス、またはAndroid、iOS(Apple)、Blackberry、Windows、Linuxモバイルデバイス用のコントロールインターフェイスを使ってのステータス監視機能とシステム制御を提供します。MediaMatrixとの統合により、アンプに接続されている全てのオーディオ接続のステータスや監視されているラウドスピーカーの動作状態のデータログを取ることが可能になります。
d&b NWare™プラグインを使用すると、オープンコントロールアーキテクチャ(OCA / AES70)を使用してPeaveyMediaMatrix®フレームワークからd&b 4チャンネルアンプ(10D、30D、D20またはD80)のさまざまな機能を制御および監視することができます。
システム要件
- ファームウェアV2.02.00以降のイーサネット対応d&bアンプ(10D、30D、D20またはD80)
- Peavey MediaMatrixシステムおよびNWareソフトウェア、バージョン1.7.2 以降
- 10D、30D、D20、D80アンプ用d&bプラグインモジュールを含むNion Project plug-in (*.npp)ファイル
プラグイン対応
Device(デバイス)
- アンプの電源をオン/オフ
- アンプのパワーおよびエラー状況を追跡
- アンプ名の読み取り
出力
- チャネルアウトプットのゲインおよびミュート制御
- 各チャネルのエラーステータスを個別に監視
- アンプチャネル温度を監視
アンププリセット
- バックアップおよび負荷のプリセット
- 現在有効なプリセットの変更ステータスを追跡し、その名称を表示
監視
- 各アナログ/デジタル入力の入力モニタリングを有効化/無効化
- 各出力のロードモニタリングを有効化/無効化
- 機器の取り外しやコミュニケーションエラーのログ